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曲げわっぱのお弁当箱を見て、次のお昼はこれに詰めてみたいな、と思ったら。
卵焼き、ごはん、いつものおかず。その横に、木目の見える箱。
……でも、洗うときはどうする?
台所の洗剤を使っていいのかな。朝までに乾くかな。ここで手が止まっているなら、箱を選ぶところから一緒に考えていこう。
今回見るのは、大館工芸社の「小判弁当(小)」。ウレタン塗装のある製品で、メーカーは台所用洗剤と柔らかいスポンジで洗えると案内しているよ。
あ、洗剤を使えるものがあるんだ!
曲げわっぱは全部水洗いだけ、と思っていたなら、ここが最初の分かれ道です。
ただし、洗えることと、洗ったらすぐ重ねて片付けられることは別。洗った後は水気を拭き取り、立てて十分に乾かす。ここまでが、この箱との付き合い方なんだね。
だから選ぶ順番は、気になる形を見つける、塗装と扱い方を読む、家で乾かす場所を考える、普段の量と比べる。この流れをおすすめします。
使った感想や、ごはんの味が変わった体験を語る記事ではありません。公式で確認できた仕様と手入れを、朝と夜の台所へつなげる記事です。毎日立派なお弁当を作ると決める前に、いつもの一食を入れる道具として見てみよう!
洗剤を使える?まず小判弁当の塗装から見てみよう
木のお弁当箱、とひとくくりにすると、手入れの話が混ざりやすいんです。
まずは今回の箱を一つに絞るね。
大館工芸社の小判弁当(小)の商品説明では、ウレタン塗装があること、使用後は台所用洗剤で洗えることが示されています。洗うときは柔らかいスポンジを使い、強くこすらない。硬いスポンジ、たわし、クレンザーは使わない案内です。
洗剤は使える。
でも、汚れが気になったら研磨する、という洗い方にはしない。
ここまでを一緒に覚えると、帰宅後の手順が見えてくるよ。
たとえば、シンクの横に硬い面のついたスポンジと柔らかいスポンジがあるなら、箱を洗う前に柔らかいほうを選ぶ。どちらを使うか迷いながらごしごしするより、最初に道具を決めておこう。
洗剤が使えるなら、油のあるおかずはどう?
メーカーはこの塗装の弁当箱について、から揚げやチャーハン、ナポリタンも使用例として挙げています。白いごはんしか入れてはいけない箱、と決めなくていいんだね。
ただし、色の濃いおかずはまれにシミになる場合があると公式FAQにも説明があります。塗装があるから、何を入れても色や匂いが絶対に残らない、とは考えないでね。
ここで、同じサイトにある無塗装のおひつの説明を読んでしまうと、話が変わる。おひつは白米用で、洗剤を使わない案内があるんです。その手順を、今回の塗装された小判弁当に移さないようにしよう。
木という素材が同じでも、製品としてどう仕上げているかが違う。洗い方を検索するときも、「曲げわっぱ 洗い方」だけより、メーカー名と商品名まで入れると、自分の箱の説明へ戻りやすいよ。
今回の手入れに合う候補を探すなら、商品名は大館工芸社の小判弁当、小。楽天公式店では仕切りなしの品番2450が確認できました。ふき漆の別商品や、別メーカーの箱も検索には出るので、塗装の説明もセットで見てね。
夜は洗うところから、立てて乾かす場所までを一組にする
帰宅して、バッグからお弁当箱を出す場面を考えてみよう。
ここで箱を洗ったら、すぐ蓋を閉めて棚へ戻す……のではなく、乾かす時間も取ります。
商品説明の手順は、洗って、水気をしっかり拭き取り、立てて十分に乾かすこと。
蓋と身を重ねずに置ける場所を、先に一つ作っておくと動きやすいね。
たとえば、水切りかごの端に、箱と蓋を別々に立てられる場所があるかを見てみて。食器がいっぱいなら、洗う前に少し空ける。清潔な場所で安定して置けるようにして、乾かしている途中にほかの皿を乗せない配置にしよう。
「特別な手入れを全部覚えられるかな」より、今夜どこへ置くか。
まずはここなんです。家の台所に場所が決まると、買う前の心配を一つ具体的にできるよ。
乾燥に何時間かかるかは、ここで一律には決めません。季節や湿度、置き方などで違うから、朝まで置いたら必ず乾く、という予定にはしない。翌朝は内側や縁まで乾いたかを見てから使おう。
お弁当箱を前夜に洗うつもりでも、帰りが遅くなったり、洗う時間が後ろへずれたりする日はあり得るよね。そんな日に備えて、普段の弁当箱もすぐ使えるところへ置いておく方法がある。
せっかく曲げわっぱを買うのだから毎日使わなければ、という約束まで作らなくていいんです。乾いていない朝は別の箱にする。その余地があるほうが、十分に乾かす手順を省かずに使えるから。
ごはん粒がついていたら、力を入れて削る前にFAQへ戻ろう。メーカーは、弁当箱の中へ10分程度お湯を入れ、その後洗剤をつけて洗う方法を案内しています。ここでの10分程度を、長い時間のつけ置きへ勝手に伸ばさないでね。
昼に職場で洗える場合も、帰宅後の置き方は同じ話に戻ります。公式FAQでは、自宅以外で洗った場合は、帰宅したら開けてもう一度乾かすよう案内されています。外で洗ったことだけで、バッグの中のまま翌朝へ進まないようにしよう。
まず、家へ帰ったら箱を出す。その日のうちに洗う。拭いて、蓋と身を別々に乾かす。
この順が台所に入りそうなら、木の箱を使う一日を想像しやすくなるよ!
使い始めに匂いが気になる場合についても、FAQに案内があります。ぬるめのお湯で2、3回湯通しし、しっかり拭き取って十分に乾かすという方法。まだ気になる場合は数回繰り返す説明です。
だから、届いた翌朝に初めて袋を開け、そのまま通勤の準備へ進む予定にしなくてもいいよ。先に箱を取り出して、付属の説明を読み、必要な準備と乾かす時間を取る。「最初に使いたい日」だけ決めて急ぐより、その前に一度、家の台所へ置いてみよう。
届いた器を眺める時間と、実際に詰めて持ち出す時間を分ける。この小さな準備も、一つの箱を使い始める楽しみになるね。
490ccは自分の一食に合う?普段の箱とバッグを横に置こう
次は量の話。小判弁当の小という名前だけでは、自分に足りるかは決まらないよね。
公式に示されている容量は490cc。ccとmLは同じ体積の単位なので、比較するときは490mLとして見られます。
ただし、それがごはん何グラムとおかず何品に相当するかは、詰める内容や詰め方で変わります。容量の数字から、誰でもお腹いっぱいになる量や必要な栄養まで決めることはできません。
そこで、普段使っている弁当箱を横に置いてみよう。
底などに容量の表示があれば、その数字を比べる。表示が二段それぞれにあるなら、今いつも使っている段がどちらかも考える。
数字が近くても、箱の形は違うかもしれない。角のある箱でおかずを並べていた人は、小判型の曲線のそばに何を置くかを考えると、入れ方のイメージが進むよ。
たとえば、今の弁当でごはんが半分、残りがおかずなら、そのいつもの配分を出発点にする。新しい箱に合わせて、最初から品数を増やしたり、ごはんを無理に減らしたりしなくていい。今食べている量が、候補の箱に合うかを見る順番です。
見た目を整えることから始めると、量の判断が後ろに回りやすいんだよね。昼に食べる自分の一食が先。卵焼きを何切れ並べたらきれいか、はその後の楽しみにしておこう。
持ち歩くなら、大きさも見てみて。全体の寸法は176×110×55mm。センチメートルへ直すと17.6×11×5.5cmです。身の寸法として168×98×48mmの掲載もありますが、バッグへ入るかを見るときには、蓋を含む全体の寸法を使おう。
紙に17.6cmと11cmの幅を線で示して、バッグの底の空きと比べる方法もあるよ。これは置く面の目安を作るだけなので、紙が入ったら高さまで大丈夫、とはしない。5.5cmの高さに加えて、使う袋や周囲の荷物の余裕も見る。
丸みがある小判型だから、長方形の目安線だけでぴったりの収納を保証はできません。でも、注文後にバッグの口でつかえるより前に、持ち歩く場所を考える材料にはなるよ。
仕切りについては、公式の商品説明の基本表示はなし。公式オンラインの選択肢や楽天には仕切り付きの商品もあるので、ほしいものがどちらかを注文欄で読む。写真に仕切りが見えても、自分が選んだ品に含まれるとは限らないからね。
量、全体の寸法、仕切り。この三つが普段の一食に合うなら、小さい箱という名前から一歩進んで候補を選べる。足りなさそうなら、小を無理に選ばず、ほかの容量も考えよう。
朝はいつものおかずを。温め方だけは箱に合わせよう
乾いた箱が台所にある朝。
ここで、お弁当を新しい作品にしようと頑張りすぎなくて大丈夫。最初は、いつも用意しているごはんとおかずを出発点にしよう。
変わるのは、詰める器と、その器の使い方。おかずを一品ずつ豪華にする約束までは増やさないでね。
先に知っておきたいのは、この弁当箱を電子レンジや保温器に使えないこと。公式FAQに明記されています。職場で箱ごと温めることが毎日欠かせないなら、そこは購入前の判断材料です。
木の箱だから何となく少しだけなら大丈夫、と温めない。レンジ対応の別製品の説明を、この小判弁当に当てはめることも避けよう。
温めた料理を詰める場合は、器のお手入れと食品の衛生の話を分けて考えます。農林水産省のお弁当づくりの案内では、ごはんやおかずを冷ましてから詰めること、おかずの汁気をよく切ることが示されています。
たとえば、朝の作業を考えるなら、おかずを用意して冷ます場所と、乾いた箱へ詰める場所を分けておく。洗い物の近くで水がかかる場所を避け、清潔な箸などで詰めよう。
仕切りを選ぶかどうかも、ここにつながる。おかず同士を分けたいときは、食品に使える盛り付け用カップなどを使う方法があるよ。ただ、仕切りを入れたから衛生面が全部解決するわけではありません。冷まし方や汁気の扱いは別に必要です。
木の器の特徴を知ることと、保冷を省いてよいと考えることも別。箱を変えたから常温で長く持ち歩ける、という保証にはしない。持ち運ぶ間の温度や食べるまでの時間は、お弁当全体として考えてね。
農林水産省は、長時間持ち歩くときには保冷剤や保冷バッグを使うことも案内しています。入れたい箱を決めたら、持ち歩きの準備も同じ朝の予定に入れておこう。
また、公式FAQには密閉性がない旨もあります。汁の多い料理を入れた箱を横に倒して持つ、という使い方は選ばないでおこう。バッグの中では底が安定する場所に置き、ほかの荷物の下で傾かないかも見てみて。
少し手順が見えてきたかな。
乾いた箱を使う。冷ました料理を詰める。箱ごとレンジへ入れない。持ち歩く場所を決める。
気になる木目の箱を、お昼の時間へ持っていくには、この普段の準備も一緒なんです。
温め直しを必須にしない食べ方で、この流れが暮らしに合うなら、候補として見てみて。レンジを使いたい日まで無理に同じ箱へそろえなくていいよ。
木を曲げた箱を、使い続ける道具として選んでみる
お昼の箱として見てきたところで、形の作り方もちょっと見てみよう。
秋田県の伝統的工芸品の紹介では、大館曲げわっぱは、秋田杉の板を曲げて形を作る技法が特徴とされています。部材を熱湯で柔らかくして型へ巻き付け、乾燥した後に桜の皮で合わせ目を留める。その後も底入れや仕上げなどの工程が続きます。
木を削って箱の空間を全部くり抜くのではなく、板を曲げて側面を作るんだね。
あの丸みは、曲げる工程からつながっている。
形を見ながら工程をたどると、弁当箱の側面や合わせ目にも見る場所ができるよ。工房を訪ねた体験ではないけれど、使う前に製品の作り方を知る入口になる。
伝統工芸の器を使うのに、最初から歴史を全部暗記する必要はありません。箱を洗うときに、曲げた板の形を見る。その一つから、土地や仕事の話へ戻れる道具として選んでみよう。
使い続けることを考えるなら、部品の案内も読めます。メーカーの公式サイトには小判弁当・小の蓋のみと身のみの販売ページがあり、修理についても、商品名と写真を送って可否を確認する方法があります。
ただし、何でも直せる、部品の木目が元とぴったり一致する、とは保証されていません。身のみの商品説明にも、材料によって色合いや木目が一つずつ違うと示されています。
もし後から相談が必要になったら、全体と気になる箇所の写真、分かる商品名を用意し、見積もりや修理できるかの返事を受けて考える。最初から何年使えると自分へ約束するより、その時の状態に合う手順を持っておこう。
買う前は、仕切りなしの2450と、仕切り付き、ふき漆、はじめてセットなどの別商品を分けて読む。安く見える掲載が蓋や身だけでないかも確かめる。最初の一つなら、欲しい弁当箱の注文内容が揃っていることが先だね。
台所に戻って、乾かす場所を一つ見つけてみて。
翌朝、いつもの量を入れるところまで想像できたら、この箱を使いたい理由が少し具体的になる。
おかずを増やすより、いつもの一食を気になる器へ。
まずは、その一日から始めてみよう!