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棚に並べる起き上がり小法師。ひとつでもかわいいけれど、会津では「家族の人数より一個多く買う」と聞くと、注文する手が止まっちゃうよね。うちは何個にしたらいいんだろう?
会津の初市「十日市」で、家族の人数分に一個足して求め、神棚に飾って一年の家内安全を願う風習があります。野沢民芸の公式商品案内にも、この習わしが紹介されています。
たとえば四人家族なら五個。これはその風習に合わせた数え方です。インテリアとして一個を迎える場合まで、同じ数を必須にする説明ではありません。
数を決める前に、「風習にならって飾りたいのか、まず一個を身近に置きたいのか」。ここを分けると選びやすくなるよ。
「人数+1」は、会津の初市で伝わる飾り方
十日市は、会津の新年の初市の名前です。そこで小法師を求め、家の安全を祈る。この行事と結び付いた習わしとして受け取ってみてください。
ここで、もう一個の意味まで気になるところだけれど、今回確認した野沢民芸の案内は、人数分に一個足す風習を紹介するところまで。「必ず子宝を意味する」「この数なら願いがかなう」とは説明していません。
なので、由来を一つに決め付けたり、買う数を間違えるとよくない、なんて話にしたりはしません。
贈り物なら、「会津では、家族の人数より一個多く迎える風習があるんだって」と伝えて、相手がその飾り方を望むか聞いてから数を決めるのがおすすめ。いきなり家族分をずらっと贈る前に、置く場所も相談できるからね。
高さ6.8センチを五個並べるなら、横幅も見ておこう
人数分を買うときは、高さだけで選ばないでね。ひとつが小さくても、並べたら思ったより横に広がることがあります。
野沢民芸の公式案内では、高さ6.8cm(センチメートル)の「大」は、長さと奥行がそれぞれ5.2cm。高さ10.3cmの「特大」とは別のサイズです。
たとえば6.8cmの品を五個、横一列に置く場合。5.2cmを五つ分で約26cm、そこに人形同士の間隔が加わります。これは寸法を使った配置の目安で、五個セットの販売サイズという意味ではないよ。
棚の空いたところに、先に幅約26cmの紙を置いてみる。その左右や人形同士に余裕を取れるか確かめてから注文すると、数と置き場所を一緒に決められます。
楽天の「人形のモリシゲ」には、製造元を野沢民芸品製作所と記載した高さ約6.8cmの掲載があります。幅の案内は最大直径約5cm。公式の5.2cmと数字の細かさが違うため、ぴったりの箱へ収める予定なら、購入先に必要寸法を確かめてください。
検索結果には違う大きさや複数個の商品が混じることもあります。「高さ6.8cm」「製造元」「一注文で届く個数」を商品ページで確認してね。色も、欲しいものを選べるか注文時の選択欄で見ておきましょう。
顔をそろえ過ぎず、迎えたい一個を選ぶ
モリシゲの掲載には、手描きのため表情や色合い、絵付けの細部に違いがあるという案内もあります。
顔も、みんなまったく同じではないんだね。写真の一個そのものが届くとは限らないので、少しずつ違う表情を受け入れられるかも、選ぶときのポイントです。複数個を贈るなら、その点もひと言添えておくと伝わりやすいね。
「七転び八起き」は、倒れてもまた起きることから、不屈の姿勢を表す言葉。小法師はそうした願いを託す縁起物として紹介されています。置くだけで健康や合格を保証する品、ということではありません。
まず一個を飾りたいなら、一個から考えてみよう。会津の風習にならいたいなら、人数に一個足し、並べる幅を測る。
買う数だけを急いで決めなくて大丈夫。「ここに並んだら、どんな感じかな?」と置き場所を思い浮かべながら、迎える小法師を選んでみてね。